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20過ぎるまでがんばれませんでした
by erole_erole
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PMR出動

みんな、聞いてくれ。俺は「ぱにぽにだっしゅ!」の裏に隠された恐ろしい陰謀に気づいてしまった。
まずはこれを見てくれ。


PMR出動_d0032435_2385710.jpg

これはおなじみ「ぱにぽに」が連載されているGファンタジーの8月号の付録小冊子である「ぱにぽにの常識非常識」だ。
この冊子の中に、原作者の氷川氏、「ぱにぽにだっしゅ!」監督の新房氏、同じくシリーズ構成の金巻氏の三人の対談が載せられている。一見普通の他愛無い記事だ。


この中でシリーズ構成・多くの話での脚本を受け持っている金巻兼一氏はこう語っている。


―― 6号の出番が増えたり、ベホイミが最初からD組にいるといった原作との違いがありますね。


金巻 6号は、C組の女の子たちをひとりひとりピックアップしていこうということになったとき、彼女のいろんな面を見てみたくなったんです。なので、6号がメインになるエピソードも作りました。
   (中略)
アニメでは、キャラを立てるために口癖をつくったキャラが何人かいるんですが、6号の「○○・オブ・ジ・イヤー」というのもそのひとつです。


知ってのとおり、6号は原作では無表情・没個性キャラで、ツインテールにつぶらな瞳という外見の印象こそ強いが、性格については「いい子である」こと以外に詳しい描写はない。ほとんど背景キャラであるといっていいだろう。
アニメでは一転して多いセリフ、高い画面露出度、口癖など、もはや完全に個性を手にし、脇役の域こそ超えないがレギュラーとして確固たる地位を築いている。これについては原作ファンの間でも多く話題に上ったが、その理由は上の記事から「金巻氏が6号を気に入ったから」だと読み取ることは難しくないだろう。


多少原作の雰囲気を壊すおそれがあるとはいえ、アニメという表現力豊かなメディアでキャラの個性をのばそうとする金巻氏の姿勢は間違っていない。ここまではな。


話がそれるが、原作とアニメで性格が恐ろしく異なるキャラが三人いる。ベッキー、6号、そして一条さんだ。ベッキーは対萌えヲタ用に幼稚化され、6号は先ほど話したとおりだ。この二人についてはしっかりとした理由がある。だが、一条さんのキャラが変化しているのは何故か?なぜアニメにおいて一条さんはクラスメートからも疎まれるような存在になる必要があったのか?


たしかに原作においても一条さんは、授業中に担任の目の前で弁当を広げたり、クーラーが壊れたC組からB組へ授業中にもかかわらず移動したり、と非常識な行動が多い。しかし、アニメでの彼女の言動はもはや非人間的である。


五話終了現在、第四話を除き全ての脚本を金巻氏が担当している。その第四話においては、一条さんはなんら猟奇的行動を行わなかった。だが、そのほかの回、特に1、3、5話での行動は常軌を逸している。


これは何を意味しているか。それは、先ほど得た「金巻氏は6号を気に入っている」という事実をふまえれば、ある一つの結論に達する。


もともと原作での一条さんの立ち位置は、多少不思議系ではあるがC組の輪の中にしっかり馴染み、C組会話シーンにちょくちょく顔を出すという、アニメにおける6号のようなものだ。
対してアニメ版一条さんは、そのあまりにもキチガイじみた言動により完全にC組メンバーの蚊帳の外に置かれている。アニメで原作ネタを使うときにも、汚れ役はすべて一条さんに回され、他のキャラとの溝は深まっていく…
そしてその間に潜り込み、一条さんに代わって正統レギュラーの地位を得た6号…


そう、これはシリーズ構成・大半の回の脚本を受け持つ金巻氏が、自分のお気に入りのキャラを引き立てるためにめぐらせた、巧妙な策略だったんだよ!!!


しかしこれは、ただ金巻氏の利己的側面を表しているのではない。
アニメ陣営は、これを踏み台としたさらに恐ろしい野望をもっていたのだ!


(中略)


世界は滅亡する!!!




…すみませんでした。


by erole_erole | 2005-08-04 23:03 | ぱにぽに
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