スワジランド王国の王女、ムチで打たれる
スクハニソ王女(17)はスワジランド・タイムズ紙にムチで打たれた傷跡を見せ、このパーティーにおいてミス・スワジランドを含む数名の10代の処女達が被害にあったことを語った。その理由は音楽のボリュームを下げることを彼女達が断ったからだという。
あー、なんか分かります。私の家にも花火やってると「うるせー」とかわめく変な叔父さんが住んでます。30代半ばで独身。そろそろ自立したほうがいいと思うのですがねぇ・・。義兄さんに向かっていきなり「うるせー」はないと思うのですが。別に大騒ぎしてたわけでもなしに。
それで反論したら私がフクロにされてしまいました。世の中そんなもんでしょうね。
月曜日には「リード・ダンス」と呼ばれる儀式が催され、この席上でムスワティ3世が妻を選ぶ予定となっている。この儀式に出席できるのは、13歳以上の処女だけに限定されている。儀式では数千人の処女達が胸を出しながら踊ることになっているが、「ウィンドウショッピング」と大差ない、として批判されている。
3分の2の国民が貧困に喘ぐ中、ムスワティ3世は贅沢極まりない生活をしており、一夫多妻制や10代の少女達の性行為を助長していると批判されている。また、同国の成人の40%がHIVウィルス保持者だとされる。
しかしながらスワジランド国民の多くは、国王は自分の望むようにできる権利があり、リード・ダンスは国のアイデンティティを示す儀式だ、と話している
周囲を南アフリカとモザンビークに囲まれた小さなスワジランド王国では、100万人の人々が「ひしめき合って」生活している。法や人権を軽視し、政党を禁止する国王ムスワティ3世は国際社会、人権擁護団体から非難を浴びている。また、国王には現在すでに12人の妻がいる。
貧困に喘いでいても王を支持、いいですねぇ~。確かに今の時代には適しませんが、これぞ王の王たる姿勢。外からちゃちを入れるのはおせっかいじゃないかしら。
まぁこういうのを独裁っていうんですけど。
後進国で一番大変なのが食糧不足、次に大変なのが避妊・性感染症予防の不徹底って言いますからね。HIVは怖いです。いろんな意味で他人事ですけど。
■関連リンク■
ムスワティ3世(Wikipedia)